“たまごっち”と“デジモン”が売れて、“ヨーカイザー”だけ消えた件を考察

2016/11/28

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本日の記事は私が小学生時代に流行った
液晶ゲームについて考察してみます。

取り上げる題材は液晶ゲームと、
何故Info Buyer Onlineでこんな事を書くんだ
思う方も多いかもしれませんが

“ブランド”や“ターゲット”について
まとめたものなので、
このテーマにご興味がありましたら、
是非ご覧頂ければと思います。

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“たまごっち”と“デジモン”と“ヨーカイザー”を改めて眺める

“たまごっち”をざっくり振り返る

たまごっちは、1996年にバンダイから発売されたゲームですが、
1997年には社会現象になるほどの大ヒットとなり、
ご存知の方も多いかと思います。

当時のターゲットは女子高校生〜大人のようで、
女の子向けの商品として、販売されていました。

第1期たまごっちは「携帯ペット」と銘打っていたが、開発者の横井が動物好きであったことから「ペットを育てる」という発想が生まれたものである[2]。

1997年を中心に、社会現象になるほど爆発的な人気を誇った。マスコミの煽りや同時期に流行していたグッズ収集ブームもあって異常人気となり、入荷の情報を聞きつけた人々が徹夜で店に並ぶ様子が連日新聞やテレビで報道された[3]。入荷の情報はテレビでは取り上げられず、もっぱらインターネット[注釈 2]とラジオ番組によって発信された[3]。

その結果、たまごっちを持っていることが一種のステータスとなり、街には数個たまごっちを所有していたり、忙しい人向けの「たまごっち託児所」なる預かり所が登場したりもした。ブームの全盛期には、白いデザインのたまごっちが非常に稀少だとして特に人気が集中したり、「飼育」していたたまごっちの「死」によってペットロス症候群に似た現象が一部のユーザーで見られるようになるなど、たまごっちブームは社会現象化した。50個のたまごっちの抽選販売に対して、抽選整理券が4000枚配られた所もある。


当時の社会現象は、ご存知の方も多いと思います。
私もこの頃は小学生でしたが、周りの友達がたまごっちを持っていて、
羨ましかったのを覚えていますね…!^^;

でも小学生だったので当時の報道を
詳しくは見ていなかったのですが、
まさか“たまごっち託児所”というものがあったなんて…笑

ブームは去ったものの、
今でもたまごっちは根強い人気を持っているそうですよ!

デジモン(デジタルモンスター)はご存知ですか?


デジタルモンスターは、1997年6月26日に発売した液晶ゲームで、
こちらもバンダイが手がけた商品となっています。

こちらは既存の“たまごっち”に対して“バトル要素”を加え、
戦うたまごっちというようなコンセプトで
販売されたのがスタートだったと言われています。

当初はそこまで大きな反響はなかったそうですが、
カードゲームやテレビゲーム等、
また“デジモンアドベンチャー”シリーズ
などの
人気アニメがブレイクしたことにより、
知名度を一気に高めたと言われております。

また、あれから時間は経ちましたが
最近は映画も好調なようですね。

そして私もまさにこの
“デジモン世代”でして、
カードやゲームなど、
やり込んでいたのが懐かしいです^^

確かに言われてみれば、
私の周りにいた男友達はみんなデジモンをやっていて、
親からは良く『たまごっちとどう違うのよ笑』と、
笑われていたのを覚えていますw

“ヨーカイザー”…この時期に発売されたもう1つの液晶ゲーム

ヨーカイザーは1998年に
こちらもバンダイから発売された液晶ゲームで、
妖怪などを味方につけ、
万歩計機能などを搭載したゲーム
となっています。

“妖怪ウォッチの原点”と
書かれているブログもありますが、
どうなんでしょうか…笑。

ちなみにヨーカイザーは小学校の頃、
友達が遊んでいましたが、
持ってる人も少数、そこまで浸透はしなかったように感じています。

考察。なぜ、この中でたまごっちとデジモンだけ生き残ったのか?

By: GabPRR

では何故このほぼ同じ時期に売り出された
たまごっちとデジモン、そしてヨーカイザーのうち、
“ヨーカイザーだけ消える”という結果になってしまったのでしょうか?

たまごっち・デジモンはターゲット違いで共生できた

これは1つ挙げられるかと。
前者は当時の女子高校生・大人たち、
そして現在はちびっ子(女の子)
を明確なターゲットとしていることが分かりますが、

一方後者は完全にちびっ子の、しかも男の子向け。
“戦う”・“バトル”という楽しさを搭載することで、
棲み分けに成功できたと考えられます

“「たまごっち」が発売されたのは1996年。親しみやすい名前の由来は「たまご(Tamago)」と「ウオッチ(Watch)」を合わせたもの。可愛いフォルムと簡単な操作方法が大ブームを巻き起こしました。おもちゃ屋さんには長蛇の列。「たまごっち」を買うために、たくさんのおとなたちが並んでいるのです。そう、このときのターゲットは、子どもではなく、10代から30代のおとなたち。「たまごっち」を持っているということが、ひとつの自慢となっていました。”

たまごっちの歴史を紐解く

“現在「たまごっち」は大きさも画面も変化し、さまざまな進化をとげてきました。ターゲットは、幼稚園から小学生の女の子で、首から「たまごっち」を下げて遊んでいます。”

たまごっちの歴史を紐解く

“デジモンが誕生したキッカケ、コンセプトがズバリ「戦うたまごっち」!ターゲット層も完全に男の子向けで、たまごっちの翌年に発売されています。”

まぁ大元がバンダイと、同じなので、
意図的にターゲットを検討したのでしょうが、
綺麗にたまごっちとデジモンでは、
ユーザー層を明確に分けることに成功していました。

なので、競合とはならずに、
むしろ“共生”することが可能になったわけですが、

そこにヨーカイザーが1年後にリリースとなるも、
バトルが出来る液晶ゲーム、というもので、
既にある程度の地位を作り上げていた“デジモン”がある中で、
ユーザーが“ヨーカイザー”に傾くって
本当に難しいのではないでしょうか。


確かに万歩計機能は斬新だったかもしれませんが、
当時のちびっ子が万歩計なんてつけて
健康に対して真剣に考えることなどないですしね…。

不運!あの『ポケモン金・銀』の売り出し時期と重なってしまった悲劇

By: Lydia

液晶ゲームとは違いますが、
当時ゲームボーイシリーズで
“ポケモン”を知らないちびっ子は
誰も居ませんでした。


この時期は“赤”と“緑”が売られ、
絶対的な人気を誇り、アニメも絶好調。
今でも根強い人気はありますが、
テレビ番組でもCMでも、漫画でも、
ポケモンを見ない日は無かったのではないでしょうか。

“金”・“銀”は当初は、1997年に発売される予定でしたが、
度重なる延期により、1999年に発売
ただ、それまでコロコロコミックにて
頻繁に取り上げられていたのですが、

その時期がちょうどヨーカイザーの売り出し時期と
見事に被ってしまっていたとのこと。。。


これが1つの要因となったそうで、
大半のユーザーの視点がヨーカイザーではなく、
ポケモン金銀に向いてしまったと言われています。

ヨーカイザーとは…
コロコロコミックとのタイアップはしたものの
ポケモン金銀の発売によって、その影に埋もれていったという悲しすぎるホビーである。

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事業展開するために必要な“ポジション”と“運”を考察

ここまでの内容は1996〜2000年前後の
液晶ゲーム市場という超狭い分野を考察してみましたが、
この時期を切り取ってみても、ターゲット層だったり、
どういう伝え方をするか
だったり、

そして投げやりな伝え方ですが
単純に“運”が良かったり悪かったりなど、
独自のビジネスを展開していく際には
これらの要素が複雑に絡み合って成立するかそうでないかが
決定づけられるように感じています。


ビジネスに必要な“運”を考える

まず、後者の話ですが、
『ポケットモンスター金銀』は
ご存知の方も多いかもしれませんが、
当初は1997年末には発売されるとされていました。

ところがそこから発表が途絶え、発売が延期され、
結局発売時期がヨーカイザーが
軌道に乗ろうか乗らないかという時期と被ったわけです。

たらればの話ですが、
もしこの時期がさらに延期されていたり、
あるいはヨーカイザーの販売がデジモンより
早かったりしたら結果は変わっていたかもしれませんし

またあるいは2013年前後に販売されていたら、
妖怪ウォッチではなくヨーカイザーが
ブレイクしていたかも知れません。


“運”を引き寄せるために最低限必要な“ターゲティング”

ただ、すべてを運否天賦とする訳ではなく、
確率を上げていく姿勢は
もちろん大切になるかと思います。

そこで大切なのが前者のように、
その業界で自身が立つべき“ポジション”と、
“どこに伝えるか”でしょう。



このブログでは基本的に情報業界、
インフォ業界の“リアル”を伝える事を
メインとして発信しておりますが、

その中で最も伝えたい事の1つが
“成功者の真似をすれば成功する”
という言葉の真実
についてです。

“たまごっちの真似”と言われていたデジモンは
ユーザー層が著しく異なっていたのもあり、
支持者を大勢集めることが出来ましたが、

“デジモンの真似”と言われたヨーカイザーは
その差別化が認められなかったからか、
支持者を集めることは出来ませんでした。


核となる部分は真似したとしても、
伝える方向、自らが立つポジションなど
細部まで意識してしまうと、
パイの取り合いが発生してしまう危険性がある事も
理解しておきたいものです。

同じことをしても上手くいく人、そうでない人の違いって、
こう言った“伝える場所を選択する”のが上手かどうかが
1つの材料になっていると考えています。

あとがき

液晶ゲーム、懐かしいですよね…。
この題材1つで見ても、奥が深いです。

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Photo By: JD Hancock

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